WindowsVista/XP/2000のトリプルブート

MBMとSP+メーカーを使用してトリプルブートを実現できた方法を書いておきます。
準備
MBMインストールディスクの作成
最新版サービスパック適用済みインストールCDをSP+メーカーで作成(XP・2000で必要)。
作業の流れ[概要]
①データもOSも入っていない空のHDDを一台PCに内蔵する。
②WindowsVistaをインストールする。
③WindowsXPとWindows2000をインストールする区画を作る。
④MBMをインストールする
⑤WindowsXPをインストールする。
⑥MBMをインストールする
⑦Windows2000をインストールする
⑧Windows2000をBigDrive対応させて残りのHDD領域も使えるようにフォーマットする。
作業の流れ[詳細]
①データもOSも入っていない空のHDDを一台PCに内蔵する。
・未フォーマットの区画分けしていないHDD(500GB)を使用しました。
②WindowsVistaをインストールする。
・インストールする途中で領域サイズを指定できる画面が出てくるので51200MBを指定しました。これより大きいサイズの場合Windows2000のインストールに失敗する場合があります。
③WindowsXPとWindows2000をインストールする区画を作る。
・管理ツール-コンピュータの管理-ディスクの管理で行いました。
・2つとも51200MBを指定しました。(Windows2000もインストールする場合このサイズを推奨)
・残りの領域は未フォーマットのままにしておきます。そうしないとBigDrive対応前のWindows2000のインストールに失敗しやすいからです。
・ついでにボリュームラベルにOSの名称を付けておくと良いでしょう。
④MBMをインストールする
・MBMインストールディスクで起動し、a:\>mbm installでインストールするかどうか聞かれたらyと答えましょう。
⑤WindowsXPをインストールする。
・MBMの画面でアクティブパーティションをXPをインストールしたいドライブに指定(F5キーでaを表示)し、インストールCDをセットし、Endキーでシャットダウン後、CDブートする。
・インストール中パーティション選択の画面が出てきたらCドライブの表示とボリュームラベルを見てパーティションを確認して選択します。
⑥MBMをインストールする
XPをインストールするとMBMが消えてしまうのでまたインストールします。
⑦Windows2000をインストールする
・XPと同様に2000をインストールしたいMBMのアクティブパーティションの選択とインストーラのインストールパーティションの選択に気をつけましょう。
・私のマシンは若干古い仕様なので、すんなりできましたが、最新機やWindows2000に対応していないマシンの場合は難しいと思います。
⑧Windows2000をBigDrive対応させて残りのHDD領域も使えるようにフォーマットする。
・ファイル名を指定して実行で
regeditを入力→OK
・レジストリエディタで
「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters」
に移動し
[編集]メニューの[新規]→[DWORD値]をクリック。
新しい値として「EnableBigLba」を入力。
「EnableBigLba」をダブルクリックし、値のデータとして「1」と入力します。
・デバイスマネージャでハードウェア変更のスキャンで残り領域が認識されます。
・拡張パーティション・論理ドライブの順で領域をフォーマットしていきます。
●注意
読者と私の環境は違うと思うので同じ事を行っても同じ結果にならない可能性があります。MBMは良く気をつけて扱わないといけないツールなので、作業を行う際には作業者の責任にて行うようお願いいたします。ブログの著者は損害に対して責任をとれません。
[参考]
MBMについて
http://pczuki.pc-ultimate.com/%e3%83%9e%e3%83%ab%e3%83%81%e3%83%96%e3%83%bc%e3%83%88/mbm%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6.html
SP+メーカーについて
http://pczuki.pc-ultimate.com/%e3%83%9e%e3%83%ab%e3%83%81%e3%83%96%e3%83%bc%e3%83%88/sp%ef%bc%8b%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6.html

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SP+メーカーについて

●SP+メーカーとは
Windows2000やWindowsXPやOfficeの古いインストールCDに最新版のサービスパックを適用したインストールCDを作成することができます。
大容量HDD搭載の新しいPCに古いOSをインストールするときは、Windows2000ならSP4、WindowsXPならSP3というように最新のSP適用済みCDでOSをインストールした方がインストールトラブルが減ったりウイルスの侵入を減らせたりセキュリティ上でも有効です。
操作は簡単です。
●ダウンロードサイト
ベクターでダウンロードできます。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se332861.html
●SP+メーカーの使い方
①SP+メーカーを起動します。
②タブからソフトを選択します。
③WindowsやOfficeなどのソフトのインストールCDをセットします。
④CDに含める情報の取得ボタンを押します。
⑤画面左下で適用したいService Packバージョンを選択しダウンロードボタンを押します。
⑥SPファイルをダウンロードします。
⑦アップデートフォルダに今ダウンロードしたファイルのフォルダを指定します。
⑧作業フォルダにファイルの入っていないフォルダを指定します。このフォルダ内で最新SPを統合するための作業を行います。作業が終わりisoファイルが完成するとフォルダ内のファイルは削除されます。
⑨出力先フォルダにSP適用済みCDのisoファイルを出力するフォルダを指定します。
⑩ファイル名を入力するところで出力されるisoファイルのファイル名を指定します。
⑪作成ボタンを押すと統合作業を行います。時々サービスパックのプログラムが実行されますが、指示に従いましょう。
⑫ステータスバーにISOファイルのサイズが表示されればisoファイルの作成は終了です。
⑬ライティングタブを選択しましょう。
⑭作成したisoイメージファイルの場所を指定します。
⑮CD-Rをセットし、書き込み速度などライティングの設定をして作成ボタンを押すとライティングが始まります。ライティングがうまくいかないときは別のライティングソフトを試してみましょう。
⑯完成です。

MBMについて

●MBMとは何?
買ってきたばかりのパソコンにはOSは一つだけ入っていることが多いと思います。しかし長年使い込んでいくと、新しいWindowsを買ったり、Linuxを入れたり、複数のOSを一つのPCに入れて切り替えて使いたくなってきます。仮想環境に入れて使う方法もあるのですが、ハードウェアの性能を生かし切れなかったり、制限がある場合があります。フル性能でOSを使いたいときは、OSをHDDにインストールしつつ、切り替えるソフトが欲しくなってきます。そんなときに役立つソフトの一つがMBM(Multiple Boot Manager)です。
MBMを使うとPC起動時に起動したいOSを選択するメニューを出して選ぶことができます。
選択したパーティションをいつもCドライブとして扱うことも可能です。
MBMは通常良く使われているWindows上のソフトと違い、ハードディスクのMBR(マスターブートレコード)領域にインストールされます。MBRとはハードディスクの先頭の領域にあり、パソコンが起動してHDDにアクセスすると最初に読み込まれる場所です。OSの起動プログラムを読み込む前に実行される部分なので、ここにMBMをインストールすることによりOSの切り替えが可能になるのです。
●MBMのダウンロード先
ベクターよりダウンロードできます。
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se035596.html
●MBMをインストールする方法
①準備
・フロッピーディスクを”MS-DOSの起動ディスクを作成する”のオプションにチェックを入れた状態でフォーマットする。
・ダウンロードしたファイルを、解凍してできたファイルのうちMBM.COMファイルをそのフロッピーディスクにコピーする。
②インストール作業
MBMインストールディスクをセットして電源を入れます。
コマンドプロンプトがでたら
a:\>mbm install
と入力し
Do you wish to continue? =
に対しては”y”でOKです。
これでインストールは終わりです。
フロッピーディスクを抜き再起動しましょう。
Multiple Boot Manager R0.39の画面が出てくるので
F1キーやF4キーを押してメニューを出します。
F2キーを押すとパーティション区画に名前を付けられます。
F5キーまたはaを押すとカッコの中にaが表示されそのパーティションがアクティブとなりCドライブとして起動できます。
●MBMの使い方
あとはメニューに書いてある通りに操作ができます。
Enter ブート(OSの起動)スタート
1-9キーまたは↑↓キーで領域選択
←→拡張パーティションと論理ドライブの表示を切り替える
SPACEキー タイマーで起動するデフォルトの起動領域の設定
F1 ヘルプの表示・非表示
F2 起動領域に名前を付ける(注:ボリュームラベルではない)
F3 何秒で自動起動するかタイマーを設定できる
F4 メニューの選択部分の表示の詳細・簡易切り替え
F5 アクティブパーティションの設定(Cドライブになる)
ここでa表示を設定してEndキーを押してCDブートすると
aをつけたドライブをCドライブとしてOSをインストールできる。
F6 ブートモード設定
F7 マスクの設定・・・その領域をOSから見えなくすることができる。
F8 自動マスクグループ設定
F10 HDDの区画を区切る機能だと思う。扱いを誤ると危険。
(私は使っていない。)
Del ブートシーケンスの起動
End シャットダウン
●注意
・MBMはMBR領域にインストールします。もしインストールに失敗すると既存のOSが起動しなくなることも考えられます。使い込んだ環境にインストールするのはお薦めできません。空のHDDにゼロからOS環境を構築するタイミングで導入することをお薦めします。
・一度インストールすると無理にアンインストールすることは難しいです。
・デュアルブートやマルチブートやトリプルブートを行った後に一部のパーティションの領域解放やフォーマットを行うのは危険です。特に先頭のパーティションの解放が最も危険です。残そうと思ったOSが起動しなくなることがあります。
・MBMは使い方によっては危険な場合があります。本運用する前にWeb等で情報を集め、テストを行ってから使いましょう。使用はユーザーの自己責任にて行いましょう。ブログの著者は損害に対して責任をとれません。